2024年12月16日20時17分

ルノーアルカナMHEV試乗記軽快な走り

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「E-TECHハイブリッド」に続いて、ルノー『アルカナ』のMHEV仕様（マイルドハイブリッド）をお借りした。比較的試乗期間が近かったせいもあって、両者の比較が良くできた。

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ルノーアルカナMHEV試乗記で感じた新たな魅力について

先日、ルノー『アルカナ』のMHEV（マイルドハイブリッド）仕様を試乗する機会がありました。以前に試乗したE-TECHハイブリッドとの比較ができたことで、両者の異なる特性や魅力をしっかりと感じることができました。

まず、MHEVモデルの軽さが印象的でした。E-TECHよりも90kgも軽いことで、走行時のキビキビ感が増していました。また、ルノーのクルマはステアリングフィールが素晴らしいのですが、このMHEVでもその軽快感が生きており、運転が非常に楽しくなります。

エンジンは1.3リットル直4ターボで、パワーは158ps。日常的にはエンジンとモーターの複合的なフィーリングが心地よく、MHEVの軽快な走りにプラスアルファをもたらしています。特に、信号待ちからのアクセルの反応が全体的にスムーズで、信号グランプリのような楽しみなシーンでもストレスなく楽しめる印象でした。

また、日産と共同開発したCMF-Bプラットフォームを使用していますが、アルカナの方が運動性能や走りのしなやかさでは一歩上ですね。やはり、ルノーの技術力が光る瞬間です。インテリアの居住性も優れており、快適な空間が提供されています。

ただ、MHEVモデルの燃費に関しては、若干の改善の余地があるかもしれません。今回の試乗で10.8km/リットルという数字でしたが、通常のターボ車としては少し物足りないと感じました。しかし、その分走行性能や乗り心地の良さがあるので、バランスが取れていると考えています。

価格は459万円と少々控えめで、E-TECHとの比較では40万円の差があります。そのため、個々のニーズに応じて選択肢が広がるのは嬉しいポイントです。

総じて、ルノーアルカナMHEVはその走行性能と快適性、さらにはその軽快感が大いに魅力的なモデルです。次回のクルマ選びの参考にしたいと思います！特に、運転の楽しみを大切にする方には非常におすすめな一台です。

2024年12月17日 23時21分