2024年12月11日08時18分

ホンダEV充電の新戦略始動

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ホンダ、MCリテールエナジー、KaluzaJapan、ALTNAの4社は2024年12月10日、先進的な充電制御技術を活用した、電気自動車の充電を自動で最適化する「スマート充電」に関する実証を2024年12月6日に開始したと発表した。この実証では、ホンダのEVを実際に所有するユーザーを対象に実用性・事業性の検証を行なうことになる。

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ホンダ(HONDA)

コンセプトモデルから市販化されたEV車両のHonda e を販売。 HondaのEVは、「e:N」シリーズとして中国から投入される予定ホンダの電気自動車に向けた戦略は、自動車・バイクともにまだ具体的な情報が少ない状況である

2024年12月11日08時18分 149 Auto Proveのニュースまとめ

ホンダが先進的な「スマート充電」サービスの実証実験を開始！

ホンダとMCリテールエナジー、KaluzaJapan、ALTNAの4社が手を組んで、2024年12月6日から電気自動車（EV）の充電を自動で最適化する「スマート充電」の実証実験を始めました。この取り組みは、カーボンニュートラル社会の実現に向けての大きな一歩であり、EVの普及が進む中での電力管理に対する非常に革新的なアプローチです。

このスマート充電サービスは、実際にホンダのEVを所有するユーザーを対象に、電力の需給ギャップを解消し、再生可能エネルギーを効率よく活用することを目的としています。充電のタイミングを自動で選び、電力市場の価格が最も低い時間に充電することで、ユーザーは負担を軽減しながら、快適にEVを利用できるようになります。

特に嬉しいのは、ユーザーが充電のタイミングを調整する手間が省ける点です。スマートフォンのアプリを通じて「充電完了したい時刻」を入力すると、システムが最適な充電時間を決定してくれます。この決定には電力系統における需給状況やユーザーのEV利用状況が反映されるため、より合理的な充電が実現するのです。

加えて、この実証を通して得られた知見は、EV利用に適した電力プランの開発や、さらなるスマート充電サービスの構築にもつながると期待されています。特に、EVが大きく普及した未来の姿としては、電力網とEVが連携し、多数のEVが電力の貯蔵機能を持つ「スマート・グリッド」が実現されるでしょう。これにより、ピークカットや再生可能エネルギーの有効利用が進むとともに、災害に強い電力網の構築にも寄与することが可能になります。

このように、ホンダの取り組みは、私たちが未来のEV社会で快適に生活するための基盤を築くものであり、非常にポジティブな動きだと思います。EVユーザーとして、また自動車好きとして、このような革新的な技術の進展がこれからの社会にどう影響を与えるのか、非常に楽しみです。

2024年12月12日 12時22分