中国公共充電設備6万台増加の衝撃

中国の公共充電設備が急速に増加していることで、電気自動車（EV）の普及に向けたインフラが充実してきています。10月には前月比で63,000基も増加し、総数では約339万基に達しました。これにより、直流充電設備が153万5千基、交流充電設備が185万5千基となり、電気自動車の需要に見合った充電インフラが整備されつつあります。

特に家庭用充電設備も急成長を遂げており、前年比で49.4%の増加を記録しています。これにより、ユーザーは自宅での充電がより手軽になることが期待されます。また、1月から10月までの間に新たに設置された充電設備は328万8千基に及び、前年同期比で19.8%の増加を実現しました。

新エネルギー車（NEV）の販売も活発で、1～10月の販売台数は869万2千台に達しています。充電インフラの設置が、新エネ車の利用拡大に大きく寄与していることが確認でき、これは非常にポジティブなニュースです。

今後も中国におけるEVの普及に伴い、充電インフラがさらに充実していくことが期待されます。これにより、より多くの市民が環境に優しい交通手段を選ぶことができるでしょう。充電設備の増設とそれに伴う利便性の向上は、新エネルギー車の未来を明るくする重要な要素だと思います。

2024年11月12日 13時21分