130万円で手に入る新型商用EV ZEO

マヒンドラ・ラストマイル・モビリティが新たに発表した商用EV「ZEO」は、130万円という手頃な価格で登場し、非常に興味深い製品です。この新型電気4輪小型商用車は、燃料費削減の可能性も高く、7年間で最大70万ルピーの削減が期待できるのは、実に魅力的です。また、「ZeroEmissionOption」という名の通り、環境への配慮がなされた設計もポイントですね。

性能においても、300V以上の高電圧アーキテクチャを採用しており、30kWの出力と114Nmのトルクを発生するモーターにより、実用的な航続距離の160kmを実現しています。最高速度は60km/hですが、商用車としての用途には十分かと思います。そして、最大積載量が765kg、2250mmの荷台を備えているため、ビジネスでの利用にも適しています。

充電時間も非常に短く、DC急速充電器を使用すれば60分で100kmの走行が可能というのも嬉しいポイントです。さらに、使いやすさへの配慮もされており、32%の登坂能力や小回りが利く最小回転半径など、商用車であるための必要な機能がしっかりと備わっています。

デジタル化された計器盤やUSB Type-C充電ポート、施錠可能なグローブボックスなど、細かいところにも利便性が考慮されています。新しいNEMOテレマティクスユニットを搭載したことで、リアルタイムでデータの確認ができるのも、フリート管理者には大きな助けになるでしょう。

新たな商用EV「ZEO」は、コスト削減と環境配慮を兼ね備えた素晴らしい選択肢になると思います。電動化が進む今、こうしたEVの登場はますます増えていくでしょうし、非常に楽しみです！

2024年10月09日 11時25分