テスラ・モデル3が決めた最終戦の行方

EV初年度のSTCC最終戦が9月20～21日にマントープパークで行われ、大変エキサイティングな展開がありました。テスラ・モデル3が圧倒的な存在感を示し、ブリンク・モータースポーツ陣営では明暗が分かれる結果となりました。年間3勝を挙げたトビアス・ブリンクとジミー・エリクソンに対し、ミカエル・カールソンが大逆転で初代チャンピオンに輝きました。

レース週末は、テスラ勢が主導権を握り、予選ではエリクソンが新たなトラックレコードを樹立。その後のレース1では、ブリンクがクラッシュに巻き込まれるアクシデントがありましたが、チーム全員が力を合わせて修復作業を行い、レース2に臨みました。しかし残念ながら、ブリンクはさらなるトラブルに見舞われてしまいました。

一方、カールソンの活躍は素晴らしく、1レース目を見事に制し、2024年の初代EVチャンピオンに選ばれました。彼の話しぶりからは、その喜びが伝わってきて、こちらまで嬉しい気持ちになります。

このレースは電動モータースポーツの未来を感じさせる瞬間であり、選手たちの本気の戦いが魅力的でした。特に、チームやドライバーたちの連携や努力に感動しました。来シーズンのSTCCが今から楽しみです！

2024年09月28日 21時21分