中国EV市場成長と海豹06GTの魅力

中国のEV市場は力強く成長しており、特に新エネルギー車（NEV）の販売が活発化しています。第27回成都国際モーターショーでは、BYDが新たに発表したEV「海豹（シール）06GT」が注目を集め、来場者がその魅力を体感していました。最新のデータによると、2024年6月の中間決算では、自動車企業全体の売上高が前年同期比で8.0％以上増加し、純利益は20.0％以上の伸びを示しました。これは、中国の自動車産業全体が堅調に成長していることを示しています。

特に電動化とコネクティッド化の進展は顕著で、上場自動車企業の売上高は5.0％増、純利益は驚くべき45.0％増という結果が出ています。また、7割近い自動車部品企業がプラス成長を記録しており、産業全体に良い影響を与えています。さらに、長城汽車、上海汽車集団、広州汽車集団などの企業は、海外販売台数を20.0％増の80万台超えを達成し、自動車の輸出も好調です。

BYDは特に好調で、1～6月の新エネ車の販売台数は28.5％増加し、全体で161万3千台に達しました。また、売上高も15.8％増、純利益は24.4％増という輝かしい成績を上げています。北京証取上場の企業も同様に成長を遂げており、国内の乗用車の生産・販売が相乗効果を生んでいます。この全体的な成長は、電動車両の導入が進んでいる証拠でもあります。

このように、中国のEV市場は進化を続けており、技術の革新や新たな製品の誕生によって、さらなる成長が期待されています。未来の自動車産業がどのように変化していくのか、今後の展開から目が離せませんね。

2024年09月23日 19時21分