日野デュトロZ EV改良型の新機能紹介

日野デュトロZ EVの改良型が登場し、その魅力に注目が集まっています！

日野自動車は、小型BEVトラック『デュトロZEV』の一部改良を実施し、9月18日から販売開始しました。デュトロZEVは、2022年6月の販売以来「物流のラストワンマイル」を支える重要な存在として、ドライバーの負担軽減やカーボンニュートラルへの貢献を果たしています。今回の改良では、顧客のニーズをしっかりと反映させた仕様に進化しました。

特筆すべきは、水準装備として導入されたスマートエントリー機能です。キーポケットに鍵を入れているだけで、ドアの施錠・解錠ができるため、荷物の積み下ろし時の手間が大幅に軽減されます。また、運転席周りの使い勝手も向上しており、ルームミラーモニターの表示設定が記憶機能に対応したことで、イグニッションOFF後も表示状態を保つことが可能になりました。スイッチのレイアウトも見直されており、庫内灯スイッチの位置がより利用しやすいところに変更されていて、運転がより快適になること間違いなしです。

さらに、オプションでの充電口の移設も利用者に嬉しいポイントです。通常の車両前面から右側リヤタイヤ後部に移動することで、荷台の使い勝手や充電環境を考慮した設計が実現しています。

安全性への配慮も忘れていません。ラジオアンテナの短縮や、側面衝突時の乗員保護対策が施されており、感電防止にも配慮されています。

この改良型デュトロZEVは、使い勝手や安全性を向上させながら、環境に優しい配慮も持ち合わせています。従来モデルを使用していた方々にも使いやすさを実感してもらえる仕上がりになっていると思います。次世代の物流を支えるこのトラックが、どのように現場を変えていくのか、楽しみですね！

2024年09月21日 06時22分