2024年06月13日18時25分

LMDh規定のV8ハイブリッド車両を比較

この記事で書かれている内容は、
　2024年のWEC世界耐久選手権に参戦しているBMWMハイブリッドV8（BMWMチームWRT）とキャデラックVシリーズ.R（キャデラック・レーシング）は、似たブルー系のカラーリングをまとった同じLMDh規定のマシンではあるものの、その区別は難しくない。⼤型のキドニーグリル、エッジの⽴ったLEDライトがそれぞれ、遠⽬からでも“それ“と主張するからだ。

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EVBMWキャデラック

2024年06月13日18時25分 182 AUTO SPORT webのニュースまとめ

BMWMチームWRTとキャデラックVシリーズ.R、両方のLMDh規定車両が2024年のWEC世界耐久選手権に参戦していることは、ブルー系のカラーリングと共通のダラーラ製シャシーを持つという点で似ていますが、外観や中身においてそれぞれ独自のアイデンティティを示しています。特に大型のキドニーグリルやLEDライトの形状は遠目でも瞬時に車種を識別することができる特徴です。また、シャーシの設計やエンジンの仕様にもそれぞれのメーカーらしさが反映されており、競争の激化するWEC／ル・マンにふさわしい多様性を楽しむことができます。

LMDh規定は4つのコンストラクターからシャシーを選択する制度であり、この柔軟性はコストパフォーマンスの面で大きなメリットがあります。一方で独自開発できない制約もあるため、ポルシェやランボルギーニがマルチマチックやリジェに一本化するなど、それぞれの工夫が見られます。ポルシェが今季好調を維持し、ル・マンでの優勝に期待がかかる事実は、LMDhの新しい可能性と魅力を示しています。

ル・マンの世界では、外見が違えども内部には各メーカーの独自性が光る、このLMDh車両の特徴が魅力的です。今後のレース展開や各車両の性能向上に期待が高まります。autosport2024年7月号（No.1597）を読んで、さらなる情報を手に入れてみてはいかがでしょうか。

2024年06月13日 22時20分