2025年01月03日01時07分

テスラ2024年販売予測179万台減少

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［２日ロイター］-米電気自動車（ＥＶ）大手テスラは２日、２０２４年の世界販売台数が前年比１．１％減の１７９万台になったと発表した。年間販売台数が前年割れとなるのは初めて。

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EVテスラ電気自動車

テスラ(Tesla)

創業当初からEV車両専門メーカーとしてイーロンマスク氏が立ち上げた老舗EVメーカー。Model S、Model Xを販売。ハイパフォーマンスのロードスターの販売も控えている

2025年01月03日01時07分 171 ロイターのニュースまとめ

テスラが2024年の世界販売予測を179万台と発表しましたが、これは前年比で1.1％の減少を示しています。この結果、初めて年間販売台数が前年を下回ることとなりました。 LSEGのアナリストが予想した180万6000台を下回る結果に。これは中国の比亜迪（BYD）との競争が激化し、欧州でのEV購入向け補助金が打ち切られたことが影響しているようです。

テスラの販売促進策は期待されるほどの結果を生まなかった模様ですが、その中でも多くの人々がテスラのラインアップに興味を持ち続けています。特に「モデル3」と「モデルY」の人気は根強く、これらのモデルだけでも47万1930台の販売を記録しました。また、新型「サイバートラック」の登場も楽しみで、今後の展開に期待が高まります。

一方で、BYDの2024年のEV販売台数は12.1%増の176万台とされ、テスラに迫る存在感を示しています。市場の動向としては、新しい手ごろな価格帯のモデルが登場している中で、テスラがどのように競争力を維持し、さらなる成長を遂げていくのかが注目されます。

この発表を受けて、テスラの株価は一時6%下落しましたが、これは全体の市場の状況や競争激化を考えると、一時的な反応かもしれません。テスラは革新を続けており、次のステップとしてさらに魅力的なラインアップを提供することが期待されています。

今後は、テスラがどのようにしてこの競争を克服し、持続可能な成長を実現していくのか、非常に楽しみです。EV市場は今後も進化し続けるでしょうし、私たちもその動向を注視していきたいと思います。

2025年01月03日 07時20分