2024年12月28日05時12分

希少金属リサイクルで進化するEV技術

この記事で書かれている内容は、
　茨城県東海村の日本原子力研究開発機構発のベンチャーが、電気自動車（EV）の使用済み蓄電池からレアメタル（希少金属）を効率よくリサイクルする仕組みの確立を目指している。原子力研究から生まれ、低コストで環境に優しい新技術を使った手法だ。

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EV電気自動車蓄電池

2024年12月28日05時12分 171 共同通信のニュースまとめ

希少金属リサイクル分野における新たな技術の確立について、非常に興味深い内容です。茨城県東海村に所在するエマルションフローテクノロジーズが、使用済みの電気自動車（EV）蓄電池からレアメタルを効率的に回収する手法を開発しています。この技術は、原子力研究から派生したもので、低コストかつ環境に優しいため、持続可能な未来への大きな一歩といえるでしょう。

具体的には、粉状にしたEV用リチウムイオン電池を特定の液体に溶かし、薬剤を加えることでレアメタルを回収するという流れが採用されているようです。なんと、装置のサイズや所要時間を従来の5分の1に抑えることができ、運用コストも約80％削減できるとのことです。この効率化は、リサイクルの実用性を大いに高め、将来的に電気自動車の普及とともに増えるであろう使用済みバッテリーの処理問題の解決に寄与するでしょう。

既に過去の実績として、約80キロのEV用電池から50キロのレアメタルを回収したとのことで、再利用の採算も取れているとのことです。これは、エコな社会の実現に向けた大きな希望の光です。

このような技術の進展を通じて、私たちの愛する車やバイクがより環境に優しいものになっていくことに胸が躍ります。EVの普及とともに、このリサイクルシステムが広まることで、持続可能な資源利用がさらに進むことを期待しています。

2024年12月30日 06時20分