2024年12月24日08時47分

中国GACが空飛ぶ車GOVYを発表

この記事で書かれている内容は、
中国のGACグループ（広汽集団）は、空飛ぶ車ブランド「GOVY」を立ち上げ、初の複合翼型モデル「GOVYAirJet」を発表した。GACは低空モビリティ市場に本格参入、統合的な空中交通システムの構築におけるリーダーシップを確立する重要な一歩となるという。

気になるニュースの詳細はこちら👇

詳しく記事の内容を見る

GACAir

GAC(広州汽車集団)

1回の充電で1000km超の走行を可能にするEV駆動モーターシステム「E-Axle」を搭載するEV車種を多数製造

2024年12月24日08時47分 108 レスポンスのニュースまとめ

中国のGACグループが空飛ぶ車ブランド「GOVY」を立ち上げ、初のモデル「GOVYAirJet」を発表しました。この革新的な取り組みは、低空モビリティ市場への本格参入を示し、空中交通の未来に向けた重要なステップとなっています。特に、複合翼型のデザインは、効率性と垂直離着陸能力を兼ね備え、高く評価されています。

「GOVYAirJet」は、90%以上のカーボンファイバー複合素材を使用し、軽量で高耐久な構造を実現。GAC独自の高効率電動駆動システムを搭載し、最高速度250km/h、航続距離200km以上という優れた性能を誇っています。また、急速充電により30分で充電が可能というのも、現代のニーズにぴったりです。今後は全固体電池技術の採用によって航続距離のさらなる延長も期待されています。

機内は「1+1+X」のシーティングレイアウトで、シームレスな自律飛行が可能。さらに、「PIXELGALAXY」と呼ばれる星空ルーフにより、宇宙旅行のような体験を提供してくれます。安全面においても、冗長電源・制御システムや障害物検知など、多くの最先端機能が備わっており、安心して乗ることができそうです。

GACは「Robo-AirTaxi」システムを通じて地上と空中の交通を統合し、都市間の移動時間短縮を目指しています。20km以内の短距離移動には「GOVYAirCar」の使用を予定し、200kmまでの中距離用に「AirJet」を導入します。この取り組みにより、大湾区での移動がよりスムーズになりそうです。

2025年までには空飛ぶ車の型式証明取得や生産ラインの確立を目指しているとのこと。これを実現すれば、都市の空中交通は大きく変わり、効率的で持続可能な交通手段としての役割を果たせるでしょう。2027年には大湾区の2～3都市でデモンストレーション運用を計画しているそうで、ますます楽しみです。

GACの新たな試みは、我々の移動体験を再定義し、よりスマートで安全な交通の未来を切り開くものであり、非常に期待が持てる内容です！

2024年12月24日 11時20分