ニッサンGEN3 EVOの逆襲と可能性

ニッサン勢の逆襲 GEN3 EVOで見せた可能性

先日行われた2024／2025年ABBFIAフォーミュラE世界選手権の開幕戦『サンパウロE-Prix』では、ニッサン・フォーミュラEチームのオリバー・ローランドが素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。予選で2番グリッドを獲得し、決勝では序盤からリードを奪い取るなど、非常に期待が持てる走りを展開しました。残念ながらペナルティや赤旗の影響で14位でのフィニッシュとなりましたが、彼のマシン『GEN3EVO』が持つポテンシャルは十分に印象づけられました。

シーズン11は新型マシンの導入初年度であり、今回のレースはその成果を試す重要な一戦でしたが、ニッサン勢はライバルに対して良好なペースを発揮。特にローランドは、エネルギー管理やレース戦略において素晴らしいシーンを作ってくれました。彼自身が述べたように「勝てるレースだった」との言葉には、今後のレースへの意気込みが感じられます。

また、カスタマーチームであるネオム・マクラーレン・フォーミュラEチームも注目すべき活躍を見せました。特にルーキーのテイラー・バーナードが3位表彰台を獲得したことは、すごく素晴らしいニュースです！彼が初の表彰台に上がったこと自体が、チームにとっても大きな励みになるでしょう。

ニッサン・フォーミュラEチームのゼネラルマネージャー、トマソ・ヴォルペは「今回の結果が我々のパフォーマンスを反映していない」とし、次に向けての改善点を強調。チームの士気は決して落ちていないことが伺え、次戦への期待感が高まります。

シーズン11はニッサンとマクラーレン両チームにとって、新しい挑戦が詰まった年になることでしょう。これからのレースでも、彼らがさらに進化し続ける姿を楽しみにしています！

2024年12月10日 21時22分