若手マッソンとGR010のルーキーテスト

若手ドライバーにとっての素晴らしいチャンスを目撃しました！11月3日にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われたTOYOTAGAZOORacing（TGR）のルーキーテストでは、20歳のエステバン・マッソンと21歳のレシャド・デ・ジェラスが、7号車トヨタGR010ハイブリッドをドライブする貴重な機会を得ました。

シーズン最終戦となったバーレーン8時間レースでの勝利とマニュファクチャラーズチャンピオン獲得を祝った直後のテストで、二人は各々2時間と3時間のセッションを通じて、TGRのレギュラードライバーであるマイク・コンウェイから指導を受けることができました。これは、若手ドライバーにとって、実力を試すだけでなく、トップチームのものづくりや運転技術を学ぶ貴重なチャンスです。

エステバン・マッソンは、ハイパーカーの圧倒的なパフォーマンスに感動し、その独自の操作感についても詳細に語っていました。「パワーも、ダウンフォースも、ブレーキ性能もすべてが優れている」と、その印象を素直に表現しており、その運転体験から多くを学ぼうとする姿勢が素晴らしいです。相棒であるマイクの存在も、彼にとって大きな支えとなったようです。

一方のレシャド・デ・ジェラスも、その素晴らしい経験に感謝しており、チームのサポートが彼の自信につながったとコメントしています。シミュレーターセッションやシート合わせによって準備が整ったことで、初めてのサーキットでありながら自信をもって臨むことができたようです。

この若手ドライバー二人の成長を見守ることができるのは、非常に嬉しいことです。彼らが今後のレースシーンでどのように成長していくのか、これからも注目して行きたいと思います。バーレーンでの今回のテストは、まさに未来のスターたちの序章と言えるでしょう。

2024年11月06日 23時21分