アバルト600e 発表 280馬力の新鋭EV

アバルトから新たに発表された高性能EV『600e』は、280馬力を誇る素晴らしいモデルです！

2023年10月28日、アバルトは新型『600e』を欧州で発表しました。この車は、アバルト史上最強のパワーを持ち、レーシングカー譲りの最新テクノロジーを採用しています。街中やサーキットでの性能を十分に発揮することができるため、どんなシーンでも楽しさが広がります。

新型600eには、フォーミュラE用のテストベンチで開発されたアバルト独自の電気モーターが搭載されており、最高出力は280馬力（207kW）を誇ります。このパワーは、既存の電動ホットハッチを大きく上回るもので、走行性能の高さが際立っています。

このモデルには3つの走行モードが用意されており、「ツーリズモ」モードでは滑らかかつ効率的な走行が可能です。「スコーピオンストリート」モードではスポーティな走行を楽しむことができ、さらに「スコーピオントラック」モードでは、フルパワーの280hpと最大トルク345Nmを発揮し、サーキット走行にも最適です。

タイヤにはミシュランのパイロットスポーツEVが使用されており、優れたグリップ性能を発揮します。また、ブレーキシステムは、レース専門メーカーのアルコンと共同開発されたもので、380mmの大型ブレーキディスクと4ピストンキャリパーにより、高い制動力を実現しています。

さらには、JTEKT製のトルセン式機械式LSDを採用し、コーナリング時のトラクションと安定性も向上。インテリアでは、レーシングカーさながらのサベルト製バケットシートが採用されており、特に限定モデルの「スコーピオニッシマ」ではサーキット走行時でも最適なホールド性が提供されます。

性能においても、600eは既存の電動ホットハッチを凌駕する能力を持っています。限られた生産数の「スコーピオニッシマ」は、0-100km/h加速を5.85秒で達成し、「ツーリズモ」モデルでも約6.24秒という素晴らしい数値を示しています。最高速度は200km/hに制限されていますが、最大334kmの走行が可能な充電1回での電動モビリティを実現しています。

アバルト600eは、高性能と日常の利便性を両立させた一台であり、多くの自動車ファンにとって大きな魅力となることでしょう。今後の展開が非常に楽しみです！

2024年10月31日 06時20分