BMW新型X2とiX2試乗レポートの魅力

BMWの新型X2とiX2がついに公開され、その魅力を余すことなく体験できる機会がやってきました。2023年のジャパンモビリティショーでワールドプレミアを迎え、2024年からの販売が待ち遠しい新型X2。このモデルは、クーペライクなエクステリアデザインが印象的で、BMWのSAC（スポーツアクティビティ・クーペ）としての存在感をしっかりと打ち出しています。

新型X2は、その大きなボディサイズ（全長4555mm、全幅1845mm、全高1575mm）によって、かつてのX3に迫る迫力を持っています。さらに、多様なパワートレインを選べる「Power of Choice」戦略を採用しているのも大きな魅力です。私が試乗したのはX2のICEモデルとiX2のEVモデル。どちらもBMWならではのスポーティさを存分に味わうことができました。

ドライブフィールは特に印象的で、X2xDrive20iのハイエンジンは流れるような滑らかさと、スポーティなエッジを兼ね備えています。市街地やワインディングを元気に走るその姿はまさにBMW。特に、アダプティブMサスペンションのおかげで、足回りの切れ味は申し分ありませんでした。コーナーでの挙動も安定していて、しっかりとした操作感を味わうことができます。

iX2では、EVならではの素早いレスポンスが体感できました。190ps/247Nmのモーターを前後に搭載したAWDの力強さと、シームレスな加速感は病みつきになります。これまでのICEモデルとは違った、三位一体となったハンドリングの感覚は新しいBMWの楽しさを感じさせてくれました。特に「Boost」機能を使うことで、モーターならではの加速を楽しむことができ、クルマに対する新たな楽しみ方を発見しました。

BMWのエンジニアリングにおける伝統が、最新の技術と融合した新型X2とiX2は、まさに次世代のBMWと言える存在です。是非、試乗の機会があれば体験してみてください。自分に合ったパワートレインを選ぶ楽しさも、BMWならではの魅力です。今後の展開がとても楽しみです！

2024年10月17日 23時20分