メルセデス・ベンツが2025年初頭から、ドイツの高速道路で最高95km/hまで対応する新しいDRIVE PILOTシステムを導入。既存ユーザーには無償アップデートを提供。世界最速のレベル3自動運転システムとなる見込み。です。
メルセデス・ベンツ、進化したDRIVE PILOTシステムを2025年に導入
メルセデス・ベンツは、条件付き自動運転(SAEレベル3)を可能にする次世代DRIVE PILOTシステムをドイツで導入します。この進化したシステムは、高速道路で最高95km/hまでの速度で先行車両に追従できるようになり、ユーザーにとって大きなメリットとなります。
ドイツ連邦自動車局による再認証は2024年末までに完了する見込みで、2025年初頭から販売が開始される予定です。DRIVE PILOTの価格は現行と同じ5,950ユーロ(税込)からとなります。
既にDRIVE PILOTを搭載している車両のオーナーは、無償でアップグレードを受けられます。モデルによっては、無線によるOTA(Over-The-Air)アップデートか、ワークショップでの作業で対応可能です。車両のコンポーネント交換は不要です。
この新しいDRIVE PILOTは、量産車におけるレベル3自動運転システムとしては世界最速となる見込みです。
EQS 580 4MATICは、メルセデス・ベンツの最高級電気自動車です。536馬力(400kW)の電気モーターを搭載し、0-100km/h加速は約4.3秒で達成します。118kWhのバッテリー容量により、1回の充電で約555kmの走行が可能です。また、200kWの急速充電に対応しており、10-80%の充電を約31分で完了できます。
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