2025年フォード・カプリ:伝説の名車が電動SUVとして復活

この記事で書かれている内容は、
フォードが新型電動SUV「カプリ」を発表。VWのIDプラットフォームを採用し、往年の名車カプリのデザインを現代的に解釈。最大368マイルの航続距離と335馬力を誇る次世代EVが誕生。です。

2025年フォード・カプリ:伝説のクーペが電動SUVとして蘇る

フォードが2025年モデルとして、新型電動SUV「カプリ」を発表しました。1969年から1986年まで生産された伝説的なクーペ「カプリ」の名を冠したこの新モデルは、フォードの電動化戦略における重要な一歩となります。

新型カプリは、フォルクスワーゲンのIDプラットフォームを採用し、フォード・エクスプローラーEVと同じ電動パワートレインを使用しています。しかし、そのデザインは往年のカプリを彷彿とさせるファストバックスタイルを採用し、現代的な解釈を加えています。

車体サイズは全長4,633mm、全幅1,873mm、全高1,626mm、ホイールベース2,769mmで、フォルクスワーゲンID.5とほぼ同じプロポーションとなっています。標準で19インチホイールを装備し、オプションで20インチと21インチも選択可能です。

パワートレインは2種類用意されています。ベースモデルは後輪駆動で、単一の電気モーターが282馬力と402lb-ftのトルクを発生。0-100km/h加速は6.4秒で、最高速度は192km/hに制限されています。

上位グレードはデュアルモーターの4輪駆動モデルで、合計出力は335馬力、トルクは501lb-ftに達します。0-100km/h加速は5.3秒まで短縮され、ベースモデルより1.1秒速くなっています。

バッテリー容量は79kWhで、10%から80%までの充電を最大185kWの急速充電で26分で完了できます。フル充電時の航続距離は4WDモデルで592km(368マイル)、RWDモデルでは627km(390マイル)を実現しています。

価格は後輪駆動モデルで51,950ユーロ(約56,180ドル)からとなっています。

新型カプリは、フォードの電動化戦略において重要な位置を占めるモデルとなります。往年の名車の魂を受け継ぎながら、最新のEV技術を搭載した新型カプリは、欧州市場を中心に大きな注目を集めることが予想されます。

YouTubeチャンネル「 REC Anything 」の動画です

2024年07月10日 1,259

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