FIATが開発する電気自動車「600e」遅れをとっている日本の電気自動車。特にFIATの600eの実力を動画で見ることができます。です。
FIAT 600e
新型 フィアット 600e がついに公開された。500e の兄弟車であるこのモデルは、電気自動車を求めるフィアット顧客に、より広いスペースと航続距離、そしてより多くのドアを提供する。7月5日より注文可能な新型クロスオーバーの価格は、イタリアでは35,950ユーロ（現在の為替レートで39,176米ドル）から。
最新世代の600について、フィアットは54kWhのバッテリーを搭載したオール・エレクトリック・モデルからスタートすることを決定した。これは、WLTPサイクルで249マイル（400km）の航続距離を実現するのに十分なものである。
さらに、100kWの充電システムを備えており、バッテリーを素早く満たすことができる。フィアットは、600eは急速充電ステーションで30分以内に80％まで充電できると主張している。新モデルには、低速プラグ用に11kWの車載充電器も装備され、6時間以内にバッテリーを完全に補充することができる。
フィアットによると、プラグインハイブリッド仕様も後日発売される予定だが、現時点では600eのパワートレインは1種類のみで、154ps（115kW/156PS）を発揮する。このパワートレインは、クロスオーバーを時速62マイル（時速100キロ）まで9秒で加速させるのに十分なものだ。
今回は、FIATが開発した電気自動車「600e」について、スペック・価格・販売時期や特徴などを詳しくご紹介します。
## 600eとは
600eは、FIATが初めて開発したBEV（バッテリー電気自動車）専用モデルで、2023年7月5日に中国で世界初公開されました。
このモデルは、FIATの新しいブランドビジョン「FIAT for Future」のもとに開発されたもので、高い走行性能と環境性能を両立するとともに、FIATらしいシンプルで洗練されたデザインや快適な空間を提供することを目指しています。
## スペック
600eのスペックは以下の通りです²。
- パワートレイン：フロントで201hp (150kW/204PS)、リアで107hp (80kW/109PS) を生成するデュアル電気モーターが標準装備、合計で309hp (230kW/313PS) と435Nm (321lb-ft) のトルク。
- バッテリー：リチウムイオン電池（容量90kWh）を採用し、一充電走行距離はWLTCモードで494km（国土交通省審査値）。
- 充電：普通充電ポートと急速充電ポートを備え、普通充電ではAC200Vで約8時間、急速充電ではDC50kWで約1時間で80％まで充電可能。
- サイズ：全長4,170mm、全幅1,790mm、全高1,620mm、ホイールベース2,650mm。
- 車両重量：AWD 1,800kg（オプション装備により異なる）。
## 価格・販売時期
600eの価格や販売時期はまだ正式に発表されていませんが、日本では2023年10月に発売される予定です。
最初に発売される500台は、発売記念の特別仕様車「600e “First Edition”」として販売されることが決まっており、価格は490万円に設定されています。
## 特徴
600eの特徴は、BEV専用プラットフォームや先進技術を採用した走行性能や環境性能、FIATらしいシンプルで洗練されたデザインや快適な空間などが挙げられます。
走行性能や環境性能においては、BEV専用プラットフォームを採用し、低重心化や重量配分の最適化を図っています。
また、デュアルモーターによるAWDシステムやパフォーマンスダンパー®などの走行安定装置を備えており、高速でも安定した走りを実現しています。さらに、アクティブサウンドコントロールやe-ラッチなどの先進技術も採用しており、静粛性や利便性も高めています。
デザインや空間においては、FIATの新しいデザインフィロソフィー「BLADE」を採用し、シャープで力強い印象を与える外観と、シンプルで洗練された内装を創り出しています。また、パノラマルーフやウルトラスエード®シートなどの高級感あふれる素材や装備も採用しており、快適な空間を提供しています。
## まとめ
以上が、FIATが開発した電気自動車「600e」についての詳細です。600eは、FIATの新しいブランドビジョン「FIAT for Future」のもとに開発されたBEV専用モデルで、高い走行性能と環境性能を両立するとともに、FIATらしいシンプルで洗練されたデザインや快適な空間を提供することを目指しています。日本では2023年10月に発売される予定ですが、発売記念の特別仕様車「600e “First Edition”」は500台限定で販売されることが決まっています。このモデルに興味のある方は、ぜひFIAT販売店で詳細を確認してみてください。
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