CADILLAC ESCALADE EVを動画で見る!キャデラックが開発した電気自動車「キャデラック エスカレードEV(CADILLAC ESCALADE EV)」の詳細を動画で見ることができます。です。
キャデラック エスカレードEV(CADILLAC ESCALADE EV)
今回は、キャデラックが開発中の電気自動車「CADILLAC ESCALADE EV」について、スペック・価格・販売時期や特徴などをお伝えします。
CADILLAC ESCALADE EVとは、キャデラックのブランド初のEV(電気自動車)専用モデルで、大型SUVのセグメントに位置づけられるクルマです。
2023年8月9日に欧州で発表されました。日本や韓国でも販売が予定されています。
CADILLAC ESCALADE EVは、キャデラックの次世代E-Tenseラインアップの一員として注目されています。
キャデラックは、ゼロエミッションの未来世界をビジョンとして掲げており、2030年までに全世界で販売する新車の100%をフルエレクトリックとする予定です。CADILLAC ESCALADE EVは、その先陣を切る一台として期待されています。
CADILLAC ESCALADE EVは、米国・デトロイト工場で生産されます。
この工場はGM(ゼネラルモーターズ)系で最もクオリティの高い工場だと言われています。
プラットフォームはGMのEV向けのUltium(アルティウム)を使っています。このプラットフォームはEVにも対応しており、シボレー・ボルトやGMC・ハマーなどにも採用されています。
パワートレインは新開発で、モーターの最高出力は400ps、最大トルクは600Nmです。
これは内燃エンジン搭載のエスカレードの420psより強力です。バッテリー容量は100kWhで、航続距離は500km以上となっています。特に長いと言えます。
外観はキャデラックらしいデザインで、シャープなラインとダイナミックなフォルムが目を引きます。
フロントマスクには六角形のグリルとLEDヘッドライトが配置されており、スポーティさと高級感を演出しています。
グリルには「アイコニック・グロー」という機能が搭載されており、停車時や走行時にも光で浮かび上がらせます。これはエクステリアの視覚的なハイライトとして、特徴的なキドニー・グリルのデザインを強く印象付けます。
サイドビューでは、流線形のラインが車体を包み込み、空力性能とスタイリッシュさを高めています。22インチの大径ホイールには斬新なインサートが用いられ、軽量化と冷却効果を発揮します。
ドアハンドルはフラッシュタイプで、スムーズな開閉が可能です。
リアエンドにはエキゾーストパイプがなく、クリーンな印象です。テールライトはLEDで、狭くて長い形状で、幅広く見せています。トランクリッドには「eDrive40」というバッジが付いており、EVであることをアピールしています。
ボディカラーは8色から選べます。その中でも注目されるのは、「メタリック・ブラック」と「メタリック・ホワイト」です。これらの色は、光の当たり方によって色合いが変化する特殊な塗料で、CADILLAC ESCALADE EVの個性を際立たせます。
インテリアはモダンで快適で、最新のテクノロジーが搭載されています。ダッシュボードには12.3インチのデジタルメーターと16.9インチのタッチスクリーンが備わっており、ナビゲーションやオーディオなどの操作が可能です。
また、Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応しています。運転席には12ウェイパワーシートが装備されており、快適なドライビングポジションを確保できます。
安全性能も高く、レーダーやカメラなどを使った先進運転支援システム(ADAS)が標準装備されています。これにより、衝突回避や車線維持などの機能が利用できます。また、駐車支援システムや360度カメラも搭載されており、駐車時の安全性も高めています。
価格はまだ発表されていませんが、10万ドル(約1100万円)前後となると予想されています。販売時期は欧州では2024年初頭から、日本では2024年中となっています。
キャデラックファンやEVファンにとって注目すべき一台だと思います。この新型EVでキャデラックはどんな革命を起こすのでしょうか。発売が待ち遠しいですね。
YouTubeチャンネル「 REC Anything 」の動画です