MINIが開発を進めている電気自動車「MINI Cooper EV」のウィンターテストの様子を捉えたスパイ動画が公開です。
MINI Cooper EV
Miniは、2023年3月に新型クーパーのプロトタイプを公開しました¹。このプロトタイプは、2024年に発売される予定の新型EV「クーパー」の姿を示しています。
Miniは、この新型EVで「原点に立ち返る」というコンセプトを掲げており、クラシックなミニの魅力を現代的に再現しています。
新型クーパーEVは、2ドアハッチバックのボディスタイルで、外観は現行モデルよりも小さくなりましたが、室内空間は広くなりました。
フロントマスクは円形のデイタイム・ランニング・ライトが目を引くデザインで、2000年に発売されたBMWの初代ミニを彷彿とさせます。リアエンドはエキゾーストパイプがなく、クリーンな印象です。
新型クーパーEVは、中国の長城汽車と共同開発した「スポットライト」という専用のEVプラットフォームを採用しています。
このプラットフォームは、中国で生産される予定です。バッテリー容量はエントリーモデルで40kWh、上位モデルでは54kWhとなります。航続距離は385km以上（現行モデルは240km）と大幅に向上しています。
パワートレインは、標準のクーパーが最高出力183ps、上位モデルのクーパーSEが218psを発揮します。
駆動方式は二輪駆動のみです。走行時にはサウンドが演出され、ドライブモードによって変化します。
2025年半ばには高性能のJCW（ジョン・クーパー・ワークス）モデルも登場する予定で、出力は250ps程度になると予想されています。
新型クーパーEVは、ハンドリングも優れているということです。新開発のトラクション・コントロール・システムによって加速時の反応時間が短縮されており、低重心でグリップ性能も高いということです。
Miniらしい楽しさと快適さを両立した電動ホットハッチと言えそうです。
価格はまだ発表されていませんが、3万ポンド（約490万円）を超えるだろうということです。
販売時期は2024年5月からとなっています。
日本での発売時期や価格は未定ですが、2024年中に登場する可能性が高いと思われます。
以上が、「2024 MINI Cooper EV」についてのブログ記事でした。MiniファンやEVファンにとって注目すべき一台だと思います。この新型EVでMiniはどんな革命を起こすのでしょうか。発売が待ち遠しいですね。
YouTubeチャンネル「 CarSpyMedia 」の動画です
