2024年11月28日17時00分

高校生と学ぶカーボンニュートラルと電動バイク

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ホンダモーターサイクルジャパン（HMJ／室岡克博社長）は10月15日、「高校生と考えるカーボンニュートラルと電動モビリティ」と題した電動二輪車技術・安全運転講習会を、バイク通学を許可している熊本県立矢部高等学校（緒方宏樹校長）の全校生徒を対象に実施した。ホンダの電動スクーター「EM1e:（イーエムワンイー）」開発陣による電動二輪車技術講習会は、次世代を担う高校生が、カーボンニュートラル実現へ向けた取り組みをより理解するきっかけの場となることを目指した。安全運転講習会は、EM1e:を使って通学などの使用状況を想定した安全運転指導を行うことで、高校生の安全運転技術向上と安全意識の啓発を図ることを目的にしている。

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EVbikeホンダハン

2024年11月28日17時00分 193 二輪車新聞のニュースまとめ

高校生が学ぶカーボンニュートラルと電動バイクについての講習会が、熊本県立矢部高等学校で行われました。この講習会は、ホンダモーターサイクルジャパンの室岡社長や開発陣が参加し、次世代の高校生たちがカーボンニュートラルや電動モビリティに対する理解を深める貴重な機会となりました。全校生徒120人が参加し、特に電動スクーター「EM1e:」を通じて、実際の運転技術や安全な交通ルールの重要性を学ぶ内容でした。

矢部高校が国内唯一のバイク使用部活動を持つ学校であることも素晴らしく、1996年から続く二輪車競技部との連携がこの学習効果を高めています。講習会では、カーボンニュートラルの概要から電動バイクの構造、さらに安全運転に関する実践的な内容まで幅広く取り扱われました。

特に印象的なのは、安全運転講習の中で、生徒たちが電動バイクの静けさやトルクの強さを実感し、その利点や課題について深く考え、グループでのディスカッションを通じて意見を交わしたことです。電動バイクの利点としては、「音がしない」「自然に優しい」「ガソリン代が浮く」などが挙げられ、課題としては「充電時間がかかる」「値段が高い」などが共有されました。

生徒たちはこの講習を通じて、日常生活における交通安全の意識が向上したと感じており、彼らの成長が楽しみです。また、国際交通安全学会から受け取った贈呈の中には、実際に使用される電動バイクも含まれており、今後の活動にはさらなる期待が寄せられます。

このような教育プログラムは、未来のバイク業界を担う若者たちにとって重要な機会であり、今後も継続して取り組んでほしいと思います。電動バイクの普及が進む中で、彼らが持つ知識と意識が社会に良い影響を与えることを期待しています。

2024年11月28日 20時22分